祇園祭 2016 [宵山・巡行観覧席]
2年ぶりの祇園祭記事です。今回は宵山を少しと、観覧席から見た山鉾巡行もあります!(写真多め)
まずは7月16日の宵山。18時に歩行者天国になったばかりの写真です。
今年は海の日のある三連休の土曜が宵山・日曜が巡行なのでかなり混雑するのではとびびってました。
(後から聞いたところ、人出は32万人だったそうです)
こちらは最初の写真と同じく月鉾。いちばん意匠が豪華という噂も頷ける、生き物たちの彫り物がとても細かく見応えあります。
家族で、女人禁制じゃなかった菊水鉾に上りました。
(拝観券付きの厄除け粽を買ったので玄関近くに飾ってます)
鉾に渡るマンションの2階に繋がった渡り廊下からの眺め。
日が沈む頃がいちばん風情が出ますが、同時に人出もすでに最高潮ですね。
そして翌朝、山鉾巡行を御池通りの観覧席で見るため出発。
ちょうど家を出た9時すぎには小雨がやんできてホッとしました。
チケットの表裏と地図。私たち6人は3ブロックのA〜Cの3列に2席ずつでした。
最前列は関東から来た義両親、2列目は両親、3列目が私。そこから見たらこんな感じです。
目の前はこんなふう。セブンイレブン2Fのイートインはビューポイントなんですね。
受付でこのセットを貰いました。
パンフレット、うちわ、冷凍のアクエリアス、帽子、レインコート(雨天の時のみ)
レインコートは事前にコンビニで知らずに買っていたので持て余しましたが、どちらにしろ結局最後まで雨は降らずで使わず。太陽もちょっと顔だした一瞬があるくらいで、たまに涼しい風も吹き非常に観覧に適した天候でした。
10:55、先頭の長刀鉾が河原町御池の交差点で辻回し(曲がること)を完了してこっちを向きました。
唯一生身の稚児が乗っている長刀鉾
去年のNスペ「祇園祭 千年の謎」で見た何の動物の毛か調べていたタペストリーだ!と撮影(チベットカモシカだとか)
こちらの山の舁き手さんの足元は草履。炎天下だとアスファルトからの熱が凄そう…
日本画家平山郁夫の胴懸のこちらは孟宗山
函谷鉾
函の字が踊る法被がかわいい
冒頭にも出た月鉾
月鉾の音頭取りの方々。出発の合図を扇子を振って「エーンヤーラヤー!」と叫んで出します。美味しい役。
月鉾の後ろ姿
美術館みたいな芦刈山
からくり仕掛けのカマキリが動く蟷螂山
出発時は雨で人形師さんがビニールカバーを全体に掛けてましたが途中で脱いだみたいでよかった。
角の飾りも金のカマキリ
鶏鉾
伯牙山
綾傘鉾は傘鉾の前に生身の稚児や棒振り・お囃子方が行進されていて、偶然私たちの隣の団体席がこの後援会だったようで目の前で止まってこちらを向いて舞を踊ってくれました。
棒振り囃子
鶏の乗った綾傘鉾
鉾たちが去って行く西を望む
昨晩上った菊水鉾
放下鉾
引き手の皆さんは本当に疲れてそうでした…
山なのに鉾みたいな岩戸山
レインコート着てる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
そしてトリ、船鉾。この時13:06だったので、全部通るのに約2時間かかりました。
船に乗った子達が相変わらず羨ましい
お供の人の中にスマホで電話しながら歩いてる子がいました。
船鉾とパトカーがゆっくり去った直後、すぐさま街灯などを元に戻してました。
終わってみると準備以外は終始曇りで、屋根の無い席で2時間炎天下だったら途中退場してたかもしれないな…と曇天もありがたく思えました。
最前列で見ていた息子が保昌山に貰った梅の粽(右から2つ目)。
我が家の簡素な神棚に供えました。
ちなみに前回同様今回も撮影はマクロレンズ。
いつもはアクセサリーを撮る時くらいしか使ってないですが、持ってる中でいちばん風景もボケ感など好きな感じに撮れるので気に入ってます。
対象とかなり離れないと画角におさまらないので普段使いは難しく、こういった山鉾巡行なんかはぴったりなのです。
売り上げランキング: 27,847