海外の切手を大量に
京都で大正時代から続く切手&おもちゃ店「ユリヤ商会」さんが閉店するとのことで、切手を買ってきました。
↑これだけではない…!
閉店間際になって、使用済み切手半額というのに惹かれて行くのも恐縮に思いつつ…
5月いっぱいで閉店で、半額セールは4月から始めていたそうですが(私たちが行ったのは閉店10日前)
首が痛くなるほどに切手はまだまだありました。
年期の入ったお店の、小さなカウンターで店主のおじいちゃんに「船の切手を見せてください」とかリクエストすると
後ろの棚からファイルを取ってくれるシステム。たまに希望をスルーしてアドリブなファイルも渡してくださる。
で、ポーランドを見せてください だの ヨーロッパの動物ください だのお願いし続けること1~2時間…?
1枚30円程の切手が全て半額なので、夫と2人で5千円でかなり買えました。
長年かかった収集と長時間の接客(1枚ずつ金額をメモってもらう)なのに半額で持ってってしまってすいません…とまた恐縮しつつ思う存分見ました。
と思ったものの、夫に任せたチェコのファイルを自分の目で見たくて後日ささっともう1回行きました。
上のズラリ写真はバラで買ったもの一覧。下がシートに貼られた切手。
最初は膨大な中から選ぶ時に「これを買って何に使う…?コラージュ?」と少しあいまいな気持ちで見てたので
なかなか買う判断を先送りにしてたのですが、だんだん「否!これはビジュアルに対価を払って所有する作業だ」と覚醒し
「20円払ってもいいと思えるデザイン」を選ぶようにするとなんせ安すぎるので合格者が大量に増えてゆきました。
ほんと、特にチェコの切手は安定の美しさで、この銅版画の精密さとセンスが20円とはー!と選びまくり。
チェコは過去2回行った時にも郵便局で現行切手を買っており、今のも昔のも目を引きます。
海の生き物シリーズも良品が多かった気がします。
あえてあまり手を出さなかった動物だけど(雑貨っぽいかわいさよりデザイン性重視と思って)
この犬たちはタッチとカラーとフォントが絶妙。コッカスパニエル、お洒落!
アメリカのものもラフでかっこいい。
もちろん乗り物も探しました。こちら右側は船。やはり横長が多い。そして右上のチェコのは斬新。
車はもっと買ってもよかったな…
今年は英国エリザベス女王即位60年のダイアモンド・ジュビリーですがこれはシルバー・ジュビリー時の記念切手。
その他も様々な国がきちんとアルファベット順に分類されてました。聞いたことない国も…
バラで買ったものは一見どこの国のかわからなくなりがち。
一番気に入ったのはやっぱりチェコのかなぁ。このシンプルな紋章のデザインが!微妙に鈍い金箔銀箔も好き。
さて、これらをどう見やすく保管するかこれから悩みます。
ちなみに、ユリヤ商会さんは正に商店街に古くからあるおもちゃ屋、って感じのたたずまい
選び疲れた後は、隣にできたぴかぴかのアイスクリーム屋さんで濃厚なアイスを食べ、(1カップに何種類も頼める!)
近くにあるBOLTS HARDWARE STOREに寄ってみました。
PACIFIC FURNITURE SERVICEから独立された方の、取っ手などパーツ専門店です。
今は借家なので穴をあけたりしづらいため、いつかマイホームに住むようになったら存分に活用したい所です!