亀屋良長の水無月
今日6月30日は1年のちょうど半分が終わる日であり、残り半年の無病息災を祈願する「夏越祓(なごしのはらえ)」の日ということで京都では昔から「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。
言い伝えによるとこの日には氷を氷室から切り出して宮中の方々が召し上がっていたのを、庶民は手に入れられないので似せた水無月が作り出されたとのこと。
「忌」「穢」を表す白い三角の外郎(ういろう)に、小豆をのせて退散を願うということだそう。
毎年この日にたまたま和菓子屋さんに行ったりしていたのに、知らなかったり忘れていたりで食べていなかった水無月、今年初めていただきます。
創業200年以上の「亀屋良長」さんにて購入。紙袋の表記が右から書かれていてレトロでした。
亀屋良長さんの水無月は通常の白いものと抹茶のものの2種類。
甘さはあっさりしているけど味わい深く、すごく好みでした!
6月28日くらいから売っているのを見かけていて、当日中の消費期限で6月30日に食べるものなのに売れ残らないのかなと思ってましたが、美味しいのにこの時期しかないお菓子だったら毎日買ってしまいそうです。
他の和菓子屋さんやスーパーにも並んでいるくらい京都では一般的な水無月、来年はまた違うお店のを食べ比べてみたいです。