PASS THE BATON KYOTO
8月8日に祇園にオープンした「PASS THE BATON KYOTO GION」に行ってみました。
祇園新橋伝統的建造物群保存地区という、歴史的風致地区の元料亭の建物を京都市が買い取り、応募企業の中から選定された(株)Smilesが運営する”現代のリサイクルショップ”パスザバトンが表参道・丸の内に続いて出店されたようです。
東京行くたび表参道店には寄っていたので、個人的に嬉しいニュースでした。
透明感ある白川が流れる上の専用橋を渡ってお店へ。
インテリアデザインは他店と同じく片山正通さん。暖簾から粋です。
同店としては初めての飲食店「たすき」も1Fに併設。
入口の吹き抜け上部にはパスザバトンおなじみの動物たちが描かれたちょうちんがたくさんぶら下がってます。
1F奥の中庭にあった大きな焼き物のフルーツバスケット。
アンティークショップともまた違った、見た事ないものが商品に多い気がします。
こちらも中庭から、「たすき」の窓。変な形の大型ゴブラン織クッションがいくつかありました。
京都店のマークにもなっている馬の商品が多く見かけられました。あと猫と羊も。
陳列台にはオリジナルの落雁が並んでいます。
「たすき」ではこの一番奥の席に通されました。
ベンチが他席と繋がっている長いもので、角にも回り込んでいて、子連れとしてはこの席で有難かったです。
宇治抹茶のかき氷いただきました。練乳付き。
商品であるヴィンテージな和食器を使っていて、同じメニューでも器が違い、見応えがありました。
夫も同じものを頼みましたが、黒い膳(四つ足の台)に載ってきていてかっこよかったです。
こちらに写真が載ってます→「お茶と酒 たすき」サイト
メニューは他にお菓子付きの煎茶などやお食事も少しありました。
確か、使われてる器は購入可能だったと思います。
たすきのショップカード、「た」と「き」と英文のtasukiだけ横向き。
パスザバトンは以前から色んな書体を織り交ぜるデザインでおそらく多様な商品があるお店を表現しているので、それに加えて縦書き文化の和(京都)ということでさらに文字方向も複数にしているのかなという憶測をしてます。それとも「た」から「き」へたすきを渡している方向性のイメージかな。何であれ、「す」の下方向へ文字通りすっとした流れが気持ちいいです。
私は小さい馬のフィギュア、夫は陶器の一輪挿し、カップとお菓子のセットを買いました。
このビニール小袋に印刷された鉛筆画のカップが、ビニール×鉛筆という直には描けなくて実現し得ない組合せが面白いなと思いました。
リサイクルショップなのでほぼ1点ものが並んでいるので、日を置いて訪れるとがらっと商品が変わっていることを期待してまた伺いたいです。