2020年の年賀状
2020年 あけましておめでとうございます!
今年は十二支が一回りしましたね、ねずみですね。
ねずみと、ねずみから連想するものたちを描きました。
・ねずみと言えばの穴あきチーズ(ほんとはそんな好きじゃないらしい)
・天敵の猫
・自然界での生息地 草むら
・トム&ジェリーなどのお話によく出てくる、民家の壁の中で暮らしてる小さなドア
・天敵の接近がわかるように猫に付けようとする鈴(イソップ童話「ねずみの相談」より)
説明がないとよくわからないラインナップで、シュールめな雰囲気を目指しました。
余白たっぷりに反して、イラストはこってり密度ある感じにしたかった。
そんなイメージを実現してくれた画材はiPad Pro・Apple Pencil(第一世代)と、最近リリースされたAdobe Frescoです。
絵の具の混ざり具合がとてもリアルで、アクリルガッシュのような理想的な仕上がりに。
毎年恒例のようになっている金箔押しは、2020をねずみの尻尾のようにくるくると一筆で描いた部分。
納品された後、自家製で「小口染め」に挑戦してみました。
そこまで分厚くないので少々わかりづらいのですが、紙の断面を金色にしてます。
2020の金箔から続くイメージ。
数枚ずつまとめて塗るの図
束ねると輝く
宛名面はこんな。
背景はこのサイトと同じペールピンク、文字などは青みのあるグリーンです。
(ちなみにもう手書きコメントは割愛させていただいております…!)
ついでに、12年前のねずみ年の年賀状データが残ってるので載っけときます。
当時横浜に住んでいて、大桟橋で撮影したものです。
→ ねずみの絵をA3くらいのサイズでアクリルガッシュで描き
→ パネル化して現地に置いてフィルムトイカメラのLOMOで撮影
→ プリントした写真に紐で08を描いて乗せてスキャン
→ データをハガキサイズで写真プリント屋さんで投函分印刷してもらう
(裏面にデータ名が印字されるので、データ名をA_HAPPY_NEW_YEAR.jpgなどにしていた)
というなんか回りくどいことをしていました。
今回のねずみをiPadで描きながら、前のねずみ年も描いた気がするな〜と思い出したのでした。(手法がIT化している)