2012.01.09

“テレビ石”と鉱物の本

テレビ石
最近”鉱物”に興味が湧いてきて。初購入は不思議(だけど有名らしい)な「テレビ石」でした。

テレビ石 Ulexite [ユレキサイト]
Boron, Kern County, California, USA.
透明な繊維状結晶が完全に平行に整列した集合体で、外見は不透明で白く見えるが、例えば絵の描いてある紙の上に乗せると結晶が光ファイバーの役割をして下の絵が結晶表面に浮き出したように見える。

テレビ石

テレビ石
写真だとわかりづらいですね。。
石を少し浮かすと下の絵がぼやけ、置くとピントが合うのが面白いのです。
「昔のブラウン管テレビを付けてぼやっと画面が表示されてくる」 に似てます。昭和ネタ。

テレビ石
光ファイバー状の断面。

鉱物に興味が出てきた最初のきっかけは、友人Mから頂いた「黄鉄鉱」と「砂漠の薔薇」
テレビ石

そして昨年末にCIBONEでこの書籍の表紙を見て、鉱物の「ギラついたゴージャス&お堅いとっつきにくさ」がいっぺんに払拭されたのです。
鉱物見タテ図鑑
鉱物見タテ図鑑」フジイキョウコ著

スタイリングと写真の妙、ですよね。
置き方・合わせ方次第で何とも味わいある風景になって面白い。
表紙の青とピンクのバラは鉱物です。元から「見立て」って好きなので惹かれました。

それで先日京都市内をうろついている時、ふとこの辺に石売ってるところないのかな〜と
iPhoneのMapで検索してみたら、すぐ近くに「ニチカ 地質科学の専門商社」という所が。
ニチカってかわゆいなと思ったら、日本地科学社という元の社名の略だそう。

外観が普通の事務所ビルだったので躊躇してたら、たまたま外にスタッフの方が出ていらして
「石を見られますか?」と聞くと3階へ上がらせてもらえました。1・2階は事務所だった。


引き出しにたくさん石が入ってます。ひたすらガシャコーンガシャーンと開け閉めして見る。楽しい。

鉱物だけじゃなく化石や隕石や矢じりとか土から出てくるものがいっぱいで大変面白かったです。
ほとんどを販売もしてました。300円から150万とかまで。
それで面白いよとスタッフさんが紹介してくれたテレビ石を頂いたのでした。
(このスタッフさん毒舌気味で話しやすかった)

京都市内には他にも「石ふしぎ博物館」や石のお店があるのがわかったのでいずれ行ってみたい。
ミネラルショー「石ふしぎ大発見展」も楽しそう。
(スタッフさん曰く、うちは地味な石が多いけどこっちは派手で楽しいよと)

あまりはまりすぎて散財しないよう自分に言い聞かせているところです。

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