2011.07.18

祗園祭|山鉾巡行


メインイベント、山鉾32基の巡行の日は嫌というほど快晴でした。

やはり昨日の疲労が残り、目覚めたのはちょうど9時で、テレビで巡行の中継が始まってました。

まだどこで見ようかはっきり決めてなかったんでテレビで様子を見、
四条河原町はもちろん人だらけで今からそこへ行っても見られなそうだったので
とりあえず近場の四条烏丸の交差点へ朝ご飯がてら夫と見物に。

そしたらちょうど見たい山鉾たちがやってきてました。上のは家に近い岩戸山。

これだけ形に特徴のある、船鉾。
やっぱり動くと絵になる〜 舵もちゃんとあるんですね。

ばたばたと羽を広げたり手を動かす蟷螂山。
動く時は歓声が上がってました。

道路を横断させてもらう時にシャッと撮った写真。
この大通りに並んで進んでる風景を見たかったのです。

BRUTUSの朝食特集にも載った「髙木コーヒー」でモーニングを食べ、
家で一休み後、やはり辻回し(角曲がり)を見たい!と
私一人で 最後の辻回し地点・御池新町を目指すことに。

烏丸から北上して行くと、もう御池新町の角を先頭の長刀鉾が曲がったらしく、南下してくる人たちばかり。

巡行はゆーーっくりなので、まだまだ見応えあるだろうと流れに逆らって北上。

一番背の高い、月鉾が曲がるとこでした。
(手前のスマフォに映るおっちゃんに気をとられないように)

曲がった後の新町通りは細いので、移動を見てると迫力があります。

電線の隙間をぬって、当たらないギリギリで進む。
(ちょっと当たってる気もするけど)

この月鉾が通り過ぎるのを見届けた後、暑さに負けてもういいかと家路へ。

四条通りでは戻ってきた山鉾たちが、ゆるゆると自分の町家のある通りの方へ向かっていました。

サムライみたいな方々や山鉾を曵いている人たちに、
歩道からねぎらいの言葉がかかって祭りの終わりの和やかな雰囲気。

子供がサムライお父さんに手を降ったり、
こちらの素敵なおじさんが歩道の孫に駆け寄ったり。

堅く重厚な祇園祭のクライマックスの終焉はほのぼのした気持ちになりました。

帰ったら頭から足先まで汗びっしょりでしたが…

 

その夕方には、町家の前で岩戸山が身ぐるみはがされてました。

また来年ね!

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