京都で桜を堪能したいなら原谷苑!
むせかえるほどの、枝垂れ桜! ピンクの森に埋もれてきました。
京都でお付合いさせて頂いている糸あやつり人形劇団みのむしの方から、去年の春に
「原谷苑」は枝垂れ桜がとても多いし、あまりマスコミにも取り上げられてない と聞いていて、
ぜひ今年こそはと身構えていて実際行きかけたものの夫の花粉症がひどかったため頓挫し
しかし今日になって劇団の@ayajijoさんが行かれて、快晴だし明日から雨らしいし今日が絶好!というツイートを見て
もういつ行けなくなるかわからないしーっと一人で行ってきました。
いただいたチラシによると原谷苑とは…
金閣寺の西の不毛の土地を、戦後 開拓団から依頼を受けて
花好きの村岩農園二代目が数百本の桜や紅葉などを植樹したことに始まる。
個人の土地で、当初は身内のみでお花見をしていたが、評判が広がって一般に公開するようになった。
3月下旬から4月下旬にかけて二十数種の桜を中心に椿・日向みずき・吉野つつじ・
馬酔木・木瓜・雪柳ほか様々な花が咲き誇る。
京都市内の桜が満開の頃には、早咲きの枝垂れ桜が満開となり、また遅咲きの御室桜が終わった頃でも
まだ原谷苑では散り始めの八重紅枝垂桜と共に遅咲きの黄桜・緑桜・牡丹桜など名残の花見も楽しめる。
写真は撮りまくったのですが、どれもピンクのもやもやで同じようなので厳選して載っけます。
百花繚乱…
花をかきわけて散策する感じです。
気候もちょうどいいし、お昼寝気持ちよさそう
苑内は持ち込み飲食禁止で、こういったお座敷の小屋があってそちらで花見弁当や甘味を注文して頂けます。
こんな眺めでお食事できる所、他にあるんでしょうか…
ほんとむせそうになる。
もうおなかいっぱい。。
と嫌にはなりませんが、視界をピンクに染め過ぎたところで
金閣寺との無料送迎バスが15時までということで早めに出ることに。
西口付近にひっそりと、近くの仁和寺で有名な「御室桜」が咲いてました。
撮ってたら受付のおばさまが説明してくださり、
別名おたふく桜とも言われ、それは鼻が低い(低木の花)からだそうな…
たしかにおたふくみたいにぽっちゃりしててかわいい。
この原谷苑、山の中にあって駐車場もないため、今回行きは嵐電で御室仁和寺駅へ・そこからタクシーで¥810。
そして入苑料が時価(!)ということでこの日は¥1,200、これ以上はお金かけたくないな〜と、
帰りは是が非でも無料送迎バスに乗ろうとしたのですが考えはみな同じ。
ちょっとした行列ができていて、2台のマイクロバスでピストン輸送しているのですが
私は15分くらい並んで1台見送り、2台目で最後の一人で乗車、金閣寺からは市バスで戻りました。
と、京都市中心からちょっと離れてるし交通の便は悪いのですが
これだけ見頃の時だったらがんばる価値ありです。
世界遺産の仁和寺と金閣寺、石庭が有名な龍安寺も巡れますし。
下に今回の私のルートと時間を載せておきます。
最初は送迎バスを知らなかったので電車で行きましたが、四条烏丸からならバスで金閣寺道まで
行ってから送迎バス という往復が一番リーズナブルでシンプルかと。
※ タクシー料金は目安です。
※ 行かれる際は送迎バスの案内や行き方など原谷苑のサイトに掲載されてますのでご確認ください。
送迎バスの金閣寺乗り場が駐車場なので車の方はそこに駐車するのがよさそうです。
2013年 追記:サイトからシャトルバスの情報がなくなってます。廃止ですかね…
さらに追記:と思ったら開園数日後にシャトルバスの案内が出ました!
京都で純粋に桜だけを楽しみたいという場合は原谷苑に敵うもの無しという気がしました。
来年、4月中旬〜下旬にぜひ行ってみてくださいな。